米・イラン、パキスタンで対面協議開始 交渉続く
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【4月12日 AFP】戦闘終結に向けて、米国とイランの代表団は11日、仲介国パキスタンの首都イスラマバードで対面による協議を開始した。交渉は断続的に行われているとみられる。
両国は2週間の停戦に合意したが、イランが事実上封鎖しているホルムズ海峡の開放やイスラエルによるレバノン攻撃などに関して、主張が対立している。
パキスタン高官はAFPに対し、交渉団は2回のラウンドを行い、協議は「正しい方向に進んでいる」とし、「議論は前向きに進んでおり、全体的な雰囲気は和やかだと言える」と述べた。
別のパキスタン高官は、3回目の交渉ラウンドが行われる可能性が高いと語った。米ホワイトハウス高官も協議は継続していると述べた。
イランメディアによると、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の開放に関して、米国側が「過剰な要求」をしているとして、イラン側は反発しているという。
ドナルド・トランプ米大統領は11日、イランとの協議について、「合意をするかどうかは私にとって何の違いもない。なぜなら、我々はすでに勝利しているからだ」と記者団に語った。
今回の米交渉団はJ・D・バンス米副大統領がトップを務める。イラン側は、モハマドバゲル・ガリバフ国会議長やアッバス・アラグチ外相が出席。
米ホワイトハウス当局者によると、米国側はバンス氏に加えてスティーブ・ウィトコフ中東担当特使とドナルド・トランプ米大統領の娘婿のジャレッド・クシュナー氏らが出席した。
協議に先立ち両代表団は、仲介役を務めるパキスタンのシャバズ・シャリフ首相と個別に会談した。
シャリフ氏の事務所は、「両代表団の建設的な関与へのコミットメントを称賛し、首相は会談が地域の持続的な平和への足がかりとなることを期待している」と述べた。(c)AFP