【4月11日 AFP】中東戦争終結を目指す米国との和平協議に臨むイラン代表団が11日、協議開始を前にパキスタンのシャバズ・シャリフ首相とイスラマバードで会談した。イラン国営テレビが報じた。

イランメディアによると、イランの代表団はシャリフ首相と戦争終結交渉に向けた条件について協議し、その後米国との交渉に進むかどうかを決定すると報じた。

イランはこれまでに、恒久的な停戦合意には制裁対象となっているイラン資産の凍結解除と、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラに対するイスラエル戦争の終結が含まれなければならないとしてきた。しかし米国代表団を率いるJ・D・バンス米副大統領は、イスラマバードではこの問題は議題にしないと述べている。

イラン代表団を率いるモハマドバゲル・ガリバフ国会議長は到着後、「米国との交渉は常に失敗と約束の破棄に終わっている」と警戒感を示していた。

また、代表団の一員であるアッバス・アラグチ外相は10日、ドイツ外相との電話で「米国の度重なる約束違反と裏切りのため、イランは完全に不信感を抱いて交渉に臨む」と述べたと、タスニム通信が報じた。

バンス氏はこの日イスラマバード入りし、米国大使館に短時間立ち寄った後、ホテルに向かった。(c)AFP