【4月11日 AFP】イスラエルは10日、来週米首都ワシントンでレバノン政府と協議する際、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラとの停戦については議題にしないと述べた。

イスラエルとレバノンの両駐米大使は、14日に米国務省で始まる協議の日程調整のため会談を行った。

イスラエルのイェヒエル・ライター駐米大使は声明で、イスラエルは外交関係のないレバノン政府と「正式な和平交渉を開始することに合意した」が、「イスラエルへの攻撃を続け、両国間の和平の最大の障害となっているテロ組織ヒズボラとの停戦について話し合うことは拒否した」と述べた。

ヒズボラによるロケット弾攻撃に対する報復として、イスラエルは2月28日に対イラン軍事作戦を開始した後、レバノンに対しても大規模攻撃と地上侵攻を開始した。

ヒズボラとの停戦が議題に含まれない場合、協議はイスラエルがレバノン政府に何らかの行動を求めることを中心に展開されるだろう。レバノン政府は長年ヒズボラの抑えるのに苦慮してきたが、近年その取り組みを強化している。

イスラエルは、11日からパキスタンの首都イスラマバードで協議を開始する米国とイランの停戦合意はレバノンに適用されないと主張している。

レバノン当局によると、数週間にわたる戦闘で1950人以上が死亡しており、米イラン停戦初日となった8日だけでも、イスラエル軍の攻撃により350人以上が死亡した。(c)AFP