【4月11日 AFP】米国とイランの和平協議を前に、仲介役を務めるパキスタンのシャバズ・シャリフ首相は10日、交渉は「困難な作業になる」と述べ、「のるかそるか」の重要な局面だと語った。

戦闘終結に向けて、米国とイランは11日午前、パキスタンの首都イスラマバードで協議を開始する。

モハマドバゲル・ガリバフ国会議長が率いるイランの交渉団は10日、パキスタンに到着。米交渉団はJ・D・バンス米副大統領がトップを務める。

シャリフ氏はテレビ演説で、「両国の指導者がイスラマバードに来て、和平の確立に向けた交渉が行われる」と語った。

「一時的な停戦が発表されたが、今後さらに困難な段階が待っている。それは、持続的な停戦を達成し、交渉を通じて複雑な問題を解決することだ」と述べた。

その上で、「いわゆる『のるかそるか』の段階だ」とし、「会談を成功させるためにあらゆる努力を尽くす」と改めて意気込みを示した。

バンス氏は10日、イランとの和平協議に関して、「前向きな交渉」を行うと述べる一方、イランに対して「甘く見るな」と警告した。

ガリバフ氏は、イランの国営テレビに対し、「我々は善意を持っているが、信頼していない」と述べ、「米国との交渉は常に失敗と約束の破棄に終わっている」と警戒感を示した。

イラン側は、協議の条件として、イスラエルのレバノンに対する攻撃の停止とイランの資産凍結解除をあげている。(c)AFP