ゼレンスキー氏、停戦後のロシア産原油制裁再導入を要請
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【4月10日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は10日、米国とイランの停戦合意によって、世界のエネルギー供給にとって重要なホルムズ海峡が再開される見通しになったことを受け、ロシア産原油への制裁を再び発動するよう求めた。
ゼレンスキー氏は10日、AFPを含む記者団に対して報道解禁条件付きで、「今、中東と湾岸地域で停戦が始まろうとしている。私は、ロシア産石油への制裁が以前と同じように完全に再適用されることを待っている」と述べた。
米国は、中東での戦争によってエネルギー価格が上昇したことを受け、先月ロシアへの一部石油制裁を緩和した。これを受けてウクライナや同盟国は、この措置がロシアのウクライナ侵攻の資金源となり得ると警告していた。
ゼレンスキー氏はさらに、イランでの戦争に関連したエネルギー価格高騰を背景に、ウクライナのパートナー国がロシアの石油関連施設への長距離攻撃を停止するよう同国に求めていたとし、「誰がそう求めたのかは言わない。しかし、パートナーが求めてきた。これは事実だ。政治レベルから軍事指導部に至るまで、さまざまなレベルで要請があった」と述べた。
ロシアとウクライナは正教会の復活祭(イースター)休暇合わせた停戦に合意しており、戦闘が32時間停止することとなった。(c)AFP