【4月9日 AFP】イスラエルは8日、親イラン民兵組織ヒズボラが拠点とするレバノンに「最大規模の攻撃」を行った。レバノン側は、少なくとも112人が死亡、800人以上が負傷したと発表した。

米国とイランが2週間の停戦で合意する中、イスラエルもイランへの攻撃を停止するとしているが、レバノンについては「停戦に含まれない」と主張している。イランはイスラエルの空爆に対して、報復攻撃を示唆。停戦合意の先行きが不透明になっている。

イスラエル軍は8日、レバノン全土で約100か所のヒズボラ拠点を攻撃し、イランとの戦闘を開始して以降「最大規模の組織的な攻撃」と行ったと述べた。

レバノン保健省は、イスラエルの空爆により、少なくとも112人が死亡し、837人が負傷したと発表した。レバノン当局によると、イスラエルが3月初旬に空爆と地上侵攻を開始して以来、1500人以上が死亡したという。

これに対し、イランの革命防衛隊(IRGC)は8日、イスラエルがレバノンへの攻撃を即時停止しなければ、「義務を果たし、対応する」と警告した。

今回の攻撃を巡り、ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は、ドナルド・トランプ米大統領がイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と「引き続き協議する」と述べた。(c)AFP