「地獄で暮らすことに」 トランプ氏、復活祭にもイラン罵倒 波紋広がる
このニュースをシェア
【4月6日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領はイースター(復活祭)の祝日にも、その物議を醸す強硬な発言を控えることはなかった。イランに対する過激な表現を含む発言を行い、波紋が広がっている。
トランプ氏は5日午前8時過ぎ、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「狂った野郎ども、海峡を開け、さもないと地獄で暮らすことになるぞ。見ていろ!」と書き込み、イランがホルムズ海峡の事実上の封鎖を解除しない場合、イランの発電所や橋に対する大規模な爆撃を行うと再び威嚇した。
さらに、「アッラーに称賛あれ」と皮肉めいた口調で付け加えた。前日には「神に栄光あれ!」という言葉で別の脅迫的なメッセージを締めくくっていた。
民主党のチャック・シューマー上院院内総務は、X(旧ツイッター)で「アメリカの皆さん、イースターおめでとう。教会に向かい、友人や家族と祝っているその時に、アメリカ合衆国大統領はソーシャルメディアで常軌を逸した言動を繰り返している」と批判した。
さらにシューマー氏は、「大統領は戦争犯罪に当たりかねない行為をほのめかし、同盟国を遠ざけている。これが彼という人物だが、これは私たちの姿ではない。わが国はもっと良くあるべきだ」と訴えた。
同じく民主党のティム・ケーン上院議員(バージニア州選出)は、米・イスラエルによるイラン攻撃開始以来、トランプ氏が過激な言葉を使ったのはこれが初めてではないと指摘した。
ケーン氏はNBCのニュース番組「ミート・ザ・プレス」で、トランプ氏がイランを容赦なく攻撃し、「彼らにふさわしい石器時代に戻す」と脅迫したことを取り上げ、「恥ずかしく幼稚で、強がっているだけだ。この戦争における政権の姿勢から見えるのは、計画の欠如と明確な理由の欠如だ」と批判した。
一方で、トランプ氏の激しい言葉を称賛する声もあった。
トランプ氏に近い保守系インフルエンサーのローラ・ルーマー氏は、「これこそ私が投票した理由だ。ジハーディストを彼らの精神が永遠に住む石器時代に戻すために爆撃するのだ」とXへの投稿でトランプを絶賛。「トランプ氏はイランのインフラを爆撃すると言い、その後『アッラーに称賛あれ』と言った。それもイースターに。驚くべきことだ」と続けた。(c)AFP/Robin LEGRAND