【4月3日 AFP】米国のドナルド・トランプ大統領は2日、パム・ボンディ司法長官を解任し、元個人弁護士を司法省の暫定トップに任命した。

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「パム・ボンディは偉大な米国の愛国者であり、忠実な友人で、この1年間、私の司法長官として献身的に仕えてくれた」「パムは全国的な大規模犯罪取り締まりを見事に指揮した」と投稿した。

トランプ氏によれば、ボンディ氏は「民間部門で必要とされる重要な新しい仕事に移る」予定で、後任にはトランプ氏の弁護人を務めたトッド・ブランシュ副司法長官が暫定的に就く。

解任劇は、ボンディ氏によるエプスタイン関連文書の扱いや、トランプ氏が政敵とみなす人物らの訴追に失敗したことへの批判が高まる中で行われた。

ボンディ氏はトランプ氏の強い支持者として知られてきたが、少女らへの性的人身取引の罪で起訴され勾留中に自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン元被告に関する司法省文書の公開対応をめぐり、一部のトランプ支持者からも批判を受けていた。

またボンディ氏は、連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー元長官やニューヨーク州のレティシア・ジェームズ司法長官など、トランプ氏が敵視する人物の起訴に関する取り組みが不十分だとして、トランプ氏の怒りを買ったとも報じられている。

米紙ニューヨーク・タイムズによると、トランプ氏は次期司法長官に元共和党議員で環境保護庁長官のリー・ゼルディンを指名する可能性があるという。(c)AFP