【3月30日 AFP】イランのモハマドバゲル・ガリバフ国会議長は29日、約3500人の兵士を乗せた米軍艦が中東に到着したことを受け、米国が表向きは交渉による合意を推し進めながらも、裏では地上侵攻を企てていると非難した。

国営イラン通信(IRNA)が伝えた声明の中でガリバフ氏は、「敵は表向きには交渉と対話のメッセージを送りながら、裏では地上攻撃を計画している」「われわれの戦士たちは、米兵が地上に降り立つのを待ち構えており、彼らを焼き尽くし、地域の同盟国に決定的な打撃を与えるつもりだ」と述べた。

ガリバフ氏は、戦争が「最も重大な局面」にあるとして、イラン国民の結束を呼びかけた。

米海軍の強襲揚陸艦「トリポリ」は、3500人の海兵隊員を乗せて28日に中東入りした。

米紙ワシントン・ポストは、米国防総省がイランでの数週間にわたる地上作戦計画を策定中と報じている。計画にはカーグ島やホルムズ海峡付近の沿岸部への急襲が含まれる可能性がある。ただ、ドナルド・トランプ大統領は現時点で派遣を承認していない。(c)AFP