ウクライナがカタール、UAEと防衛協力で合意
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【3月29日 AFP】カタール政府は28日、ウクライナとミサイルや無人機(ドローン)による脅威への対処での協力を含む内容の防衛協力協定に署名したと発表した。
同日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は事前予告なしに湾岸諸国を歴訪し、米国とイスラエルの攻撃に対する報復としてイランが周辺国への空爆を続ける中、アラブ首長国連邦(UAE)とも防衛協力で合意したと述べた。ウクライナは先日、サウジアラビアとも防空協力協定に署名している。
ゼレンスキー氏は記者団に対し、「これは10年にわたる協力についての話だ。われわれはすでにサウジアラビアと関連協定に署名し、今しがたカタールとも同様の協定に署名した。これも10年間だ。そして、UAEとも署名する予定となっている」と述べた。
また、中東3か国との「10年間の戦略的契約」は「数十億ドル規模」であると語った。
ウクライナは、ロシア製無人機を撃墜してきた自国の経験を湾岸諸国支援に生かそうとしており、ゼレンスキー大統領が今回訪問した3か国すべてに対して、対無人機専門家を派遣している。
ゼレンスキー氏は「今後10年間で共同生産に取り組み、両国に工場を建設する。ウクライナ国内にも、そしてこれらの国々にも生産ラインを整備する」と述べたが、何を生産するかについての詳細は明らかにしなかった。
カタール国防省は、ゼレンスキー氏訪問中の声明で、ウクライナとの協定には「技術分野での協力、共同投資の開発、ミサイルおよび無人航空システムへの対処に関する専門知識の共有」が含まれると発表している。
ウクライナの無人機製造業者には中東での戦争発生以来、この地域からの要請が殺到している。ロシアが2022年に侵攻して以来、キーウは最も先進的な無人機製造拠点の一つとなっている。(c)AFP