【3月29日 AFP】全米各地で28日、イランへの軍事作戦などトランプ政権の政策に反対する抗議デモが行われ、「ノー・キングス(王様はいらない)」のスローガンが掲げられた。

米国とイスラエルによるイラン攻撃開始から1か月が経過し、ドナルド・トランプ米大統領の支持率が低下する中、デモ参加者は政権の強硬な移民政策や物価高対策にも抗議の声を上げた。

ニューヨークのタイムズスクエアでは、数万人がデモに参加。反トランプ派として知られるオスカー俳優ロバート・デ・ニーロさんも集会に姿を見せ、トランプ氏を「我々の自由と安全に対する実存的な脅威だ」と非難した。

首都ワシントンでは、数千人がナショナル・モールに集まった。「トランプは今すぐ去れ!」や「ファシズムと戦え」と書かれた横断幕やプラカードを掲げた参加者が政権を批判した。

ジョージア州アトランタでの集会に参加した退役軍人のマーク・マコーキーさん(36)は、「国民の同意なしに統治できる国はない。憲法が多方面で脅かされていると感じてここに来ている」と語った。

トランプ氏の支持率が40%を下回り、11月の中間選挙が迫る中、トランプ政権に反対する声は他国にも広がっている。イタリアのローマでは28日、2万人が厳重な警備の中でデモ行進に参加。同様の抗議活動は、オランダのアムステルダムやスペインのマドリードでも行われた。

イスラエルではテルアビブなどの都市で28日、数百人が中東の紛争に反対する集会に参加。少なくとも十数人が拘束された。(c)AFP