「カナダは2言語国家」企業経営者は両公用語を話せるべき 外相
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【3月27日 AFP】カナダのアニタ・アナンド外相は26日、エア・カナダの最高経営責任者(CEO)が米東部ニューヨークの空港での死亡事故に対する弔意を表すメッセージをフランス語で発表しなかったことを受け、企業経営者を含むカナダの指導者層全員が英語とフランス語の両方の公用語を話せなければならないと述べた。
ニューヨークのラガーディア空港で22日深夜、エア・カナダ機と消防車両が衝突し、機長と副操縦士の計2人が死亡した。
報道によると、そのうち1人はフランス語圏のケベック州出身だった。
だが、エア・カナダのマイケル・ルソー社長兼CEOは弔意を表すビデオメッセージで英語のみを使用し、物議を醸した。
アナンド氏はフランスで開催されたG7外相会議の傍らでAFPの取材に応じ、「カナダは2言語国家だ」と英語(Canada is a bilingual country)とフランス語(Le Canada est un pays bilingue)で繰り返した。
「そして私たちは、企業部門を含め、わが国の指導者層が両方の公用語を話すことができるよう、引き続き働きかけていく」と付け加えた。
これに先立ちカナダのマーク・カーニー首相もルソー氏の行動を批判し、「他の方々と同様、この1言語だけのメッセージに非常に失望している。当然のことだ」と述べ、英語のみのメッセージは「判断力と共感の欠如」を示していると指摘した。
ルソー氏は26日に謝罪声明を出し、自身のフランス語能力の乏しさが「遺族の深い悲しみから人々の注意をそらしてしまった」ことを「悲しく思う」と述べた。
「数年にわたり多くのレッスンを受けてきたにもかかわらず、残念ながら、私はまだフランス語で自分の考えを適切に表現することができない。この点について心からおわび申し上げる。今後も改善に向けて努力を続けていく」と付け加えた。(c)AFP