ドイツ極右AfD青年部幹部、ヒトラーユーゲントのスローガン使用めぐり辞任
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【3月25日 AFP】ドイツの極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の青年部「ジェネレーション・ジャーマニー(GD)」幹部が24日、ナチス・ドイツのスローガンを使用した問題をめぐり辞任した。青年部が再設立されてからわずか数か月後のことだった。
GDの理事を務めるケビン・ドロー氏(27)は、ナチスのヒトラーユーゲント(ヒトラー青少年団)が用いたスローガン「若者は若者によって導かれなければならない」を使用したことで物議を醸していた。
ドイツメディアによると、AfD指導部は、ドロー氏が「国家社会主義に近い」言葉遣いをしたとして調査を開始していた。
AfDの広報はドロー氏について、「党内のすべての役職を辞任した。今後2年間は党の役職に就くことができない」と述べた。
これには、北部シュレスウィヒ・ホルシュタイン州支部の役員職も含まれる。
だが、広報によると、AfD指導部はドロー氏に対する除名処分は断念したという。
GDは、前身組織である「ヤングオルタナティブ(ドイツのための若い選択肢、JA)」が情報機関によって過激派組織に指定されたことを受け、昨年11月に設立された。
AfDの支持率は現在、全国で約24%で、フリードリヒ・メルツ首相率いる中道右派のキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)にわずかに及ばない。(c)AFP