【3月23日 AFP】レバノンのナワフ・サラム首相は22日、イラン革命防衛隊(IRGC)の隊員が、イスラエルとの戦闘においてイスラム教シーア派組織ヒズボラの作戦を指揮していると述べた。

テレビ局アルハダスとのインタビューに応じたサラム氏は、ロケット弾をイスラエルに撃ち込むことでレバノンを中東の武力衝突に引き込んだとして、改めてヒズボラを猛烈に批判した。

サラム氏は「今回の戦闘は(イラン最高指導者の)ハメネイ師殺害に対する報復であると宣言された。つまり、この戦いはわれわれに強要されたものだ」と指摘した。

また、今月初めにイラン製の無人機がキプロスにある英軍基地を攻撃した事件に触れ、「それを行ったのは革命防衛隊だ。彼らはレバノンに駐留し、遺憾ながら軍事作戦を管理している」と述べた。

さらに「彼らは偽造パスポートを使い、不法に入国している」とも付け加えた。

今月初め、キプロスの英軍基地にイラン製ドローンが着弾した際、キプロス政府は、ドローンはイラン本土からではなく、レバノンに拠点を置くイラン支援のヒズボラによって発射された可能性が高いとの見解を示していた。

サラム氏は、革命防衛隊がレバノンでの戦闘を指揮している証拠として、同隊がイスラエルに対するヒズボラとの共同作戦を発表したことを挙げた。

レバノン政府は今月、国内におけるイラン革命防衛隊の一切の活動を禁止することを決定。さらに、ヒズボラの軍事活動を禁止し、同組織に武器を国へ引き渡すよう求めるという前例のない措置を講じた。(c)AFP