【3月23日 AFP】イスラエル軍は22日、イランの支援を受けるイスラム教シーア派組織ヒズボラに対する地上作戦を拡大すると発表し、作戦が長期化する可能性を示唆した。

イスラエル軍はこの日、「レバノン国内で、ヒズボラのテロリストがリタニ川を北から南へ移動するために使用していた渡河地点を攻撃した」と発表。AFPの記者はティルス市近郊の橋が攻撃を受け、煙が立ち上ったのを目撃している。

レバノン国営通信(NNA)によると、橋への3回の攻撃で「甚大な被害が生じ、使用不能になった」。その後、4回目の攻撃があったとも報じられた。

NNAは、攻撃によって「橋に隣接する商店、果樹園、公園に深刻な被害が出たほか、電力網にも損傷が生じた」と伝えている。

レバノンのジョセフ・アウン大統領は、橋への攻撃は「危険なエスカレーションであり、レバノンの主権に対する明白な侵害であり、地上侵攻の前触れと見なされる」と述べた。

イスラエル軍のエヤル・ザミル中将は「ヒズボラというテロ組織に対する作戦は始まったばかり。これは長期にわたる作戦だ」「標的を絞った地上作戦と攻撃を前進させる準備を進めている」と述べた。

またイスラエル軍の報道官は、地上作戦の拡大が今後1週間以内に始まると述べている。(c)AFP