ロバート・モラー元FBI長官死去、81歳 トランプ氏の「ロシア疑惑」捜査主導
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【3月22日 AFP】2016年の米大統領選でドナルド・トランプ氏の陣営がロシアと共謀したとされる「ロシア疑惑」の捜査を主導した、ロバート・モラー元米連邦捜査局(FBI)長官が20日夜、死去した。81歳だった。米メディアが家族の声明を引用して報じた。死因や場所は明らかにされていない。
モラー氏死去の一報を受け、トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「(モラー氏が)死んでくれてうれしい。彼はもう無実の人々を傷つけることはできない!」と投稿した。
一方、モラー氏がFBI長官在任中に大統領を務めたバラク・オバマ氏は「現代で最も尊敬される公僕の一人」とコメントした。
モラー氏は2001年9月11日の米同時多発攻撃の数日前にFBI長官に就任。12年間の任期を通じ、組織の対テロ任務を大幅に強化した。
FBI長官退任後、トランプ氏陣営が大統領選勝利のためにロシアと共謀した疑惑の捜査を指揮するため、司法省の特別検察官に任命された。
2017年から始まった捜査において、モラー氏は2年間にわたり活動を続けた。2019年7月には、トランプ氏が「魔女狩り」と繰り返し非難した同捜査について、議会公聴会で証言台に立った。
公表された報告書でモラー氏は「大統領が罪を犯したと結論づけてないが、彼の嫌疑を晴らすものでもない」と述べた。(c)AFP/Kate BEDDALL