イスラエル、イラン最高安全保障委ラリジャニ氏殺害と発表
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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中東・北アフリカ
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【3月17日 AFP】<更新>イスラエルのイスラエル・カッツ国防相は17日、イランの国家安全保障政策の中枢を担う最高安全保障委員会(SNSC)のアリ・ラリジャニ事務局長を16日夜に殺害したと発表した。イラン革命防衛隊(IRGC)傘下の民兵組織「バシジ」のゴラムレザ・ソレイマニ司令官も排除したとしている。
国防省が発表した声明によると、カッツ氏は「SNSCのラリジャニ事務局長と、イラン国内の治安・弾圧の中枢であるバシジのトップが、昨夜排除されたとの最新報告を参謀総長から受けた」と述べた。
ラリジャニ氏は、イデオロギーへの忠誠と現実主義的な外交手腕を兼ね備えた「体制内の重鎮」として知られ、長年核交渉や戦略決定を主導してきた。
2月28日の攻撃で最高指導者のアリ・ハメネイ師が殺害されて以降、新指導者に指名された息子のモジタバ・ハメネイ師が公の場に姿を見せない中、ラリジャニ氏は事実上の指導部代行として存在感を高めていた。先週もテヘランでの集会に姿を見せ、欧米への対決姿勢を鮮明にしたばかりだった。
事実であれば、ハメネイ師を失った直後のイランにとって、軍事・外交の両面を統括できる数少ない重要人物を失う決定的な打撃となる。(c)AFP