イラン、軍事作戦に関与しないよう呼びかけ 英、日、韓は中東派遣に慎重
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【3月16日 AFP】イランは15日、ドナルド・トランプ米大統領が各国に対し艦船をホルムズ海峡に派遣するよう期待する中、他国が米国とイスラエルの軍事作戦に関与しないよう呼びかけた。
イラン外務省の声明によると、アッバス・アラグチ外相はフランスのジャンノエル・バロ外相との電話会談で、各国に対し「紛争の激化や拡大につながる可能性のある行動を控えるよう」求めた。
トランプ氏は14日、イランが事実上封鎖しているホルムズ海峡の安全を確保するため、日本や中国、フランス、英国、韓国が海峡に艦船を派遣することに期待を示した。
トランプ氏が名指しした国々は慎重な反応を示している。
英国防省は、トランプ氏の発言に対し明確な態度を示さず、「現在、同盟国やパートナーと協議し、航行の安全を確保するための選択肢を検討している」と述べた。
エド・ミリバンド英エネルギー安全保障担当大臣は英国放送協会(BBC)に対し、「現在の計画は紛争を緩和することだ。海上輸送を可能にするためのさまざまな方法がある」と語った。
韓国はトランプ氏の発言を慎重に検討し判断するとし、自民党の小林鷹之政調会長は15日のNHKの討論番組で、「非常にハードルは高い」と述べた。
高市首相は今週ワシントンを訪問し、トランプ氏と会談する。イランでの紛争に加え、アジア太平洋地域の安全保障を含む幅広い課題が議論される見通しだ。
一方、イランは報復攻撃を継続している。クウェートのアリ・アル・サレム空軍基地が15日、ドローンの攻撃を受け、イタリア所有の無人機が破壊された。イタリア軍によると、死傷者はなかった。(c)AFP