【3月13日 AFP】西アフリカ・セネガルの警察は12日、7~10歳の児童に性的虐待を加えたとして、小児性愛、レイプ、未成年者への性的虐待の容疑でガーナ人の男を逮捕したと発表した。

男は首都ダカールの郊外ジャクサイで11日、性的虐待に激怒した民衆に襲われていたところを、「私刑(リンチ)の危険が差し迫っている」との通報を受けて現場に駆け付けた警察によって逮捕された。

セネガルでは児童性的虐待事件が相次いでおり、政府は児童性的虐待対策への協力を地域社会に呼び掛けていた。

被害者とされる7~10歳の子どもたちの証言によると、男はテレビゲームをしようという口実で子どもたちを誘い出し、口止め料として少額の現金やお菓子を与えていた。

警察によると、被害者の一人の父親が、寝室で息子が男の膝の上に座っているのを目撃したことで事件が発覚した。

父親に問い詰められると、「男は男児にゲーム機の使い方を教えていたと主張し、この親密な身体的接触を正当化しようとした」という。

別の被害者とされる女児は、「警察が介入したまさにその日に性的暴行を受けたばかりだ」と証言した。

警察は、すべての被害者の特定に向けて捜査を続けている。

セネガルの報道機関は近年、家庭や学校、特にイスラム教の教育施設における児童の虐待や殺人を頻繁に報じている。

2023年6月には、セネガル中部トゥーバ市で、女子生徒27人をレイプした容疑で、イスラム教の聖典「コーラン」を教える学校の教師の男が、数週間の逃亡の末に逮捕された。(c)AFP