英戦闘機、中東で無人機撃墜 UAE支援の「防衛的」出撃
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【3月10日 AFP】英国防省は9日、中東での戦争が拡大する中、同国の戦闘機がアラブ首長国連邦(UAE)を支援するための「防衛目的の航空出撃」を開始し、無人機(ドローン)を撃墜したと発表した。
この動きは、中東で広がる紛争における英国の対応が米大統領やキプロス政府などから批判を受ける中で明らかになった。
AFPの記者が目撃したところによると9日、イングランド南西部のフェアフォード空軍基地に、米国のB-52爆撃機が複数到着した。最初の機体は7日に到着していた。
英国はフェアフォード空軍基地とインド洋チャゴス諸島のディエゴガルシア島にある米英両軍共用基地について、「特定かつ限定的な防衛目的」のために、米国の使用要請に同意していた。
英国のジョン・ヒーリー国防相は議会での声明で「英国は現在、UAEを支援する防衛目的の航空出撃を実施している」と説明した。
「タイフーン戦闘機が無人機2機の撃墜に成功した。1機はヨルダン上空で、もう1機はバーレーンに向かっていたものだ」と続けた。
一方、英外務省は9日、「予防措置として」UAEに駐在する英国大使館職員の家族を一時的に国外へ退避させると発表した。
政府関係者によると、キア・スターマー英首相は8日、中東での戦争についてドナルド・トランプ米大統領と電話会談を行った。トランプ氏はそれに先立ち、スターマー氏を激しく批判していた。
トランプ氏は、2月28日に始まった米国とイスラエルによる対イラン戦争に当初関与することを拒否したスターマー氏をめぐり、侮辱的な発言を投げかけていた。(c)AFP