韓国でガソリン価格急騰…ソウル平均が1800ウォン突破、中東情勢で“パニック買い”
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【03月06日 KOREA WAVE】米国とイランの軍事衝突で中東情勢が緊迫する中、韓国国内のガソリン価格が急騰している。ソウルのガソリン平均価格は1リットル当たり1800ウォンを突破し、軽油もわずか数日で100ウォン近く上昇するなど異例の値上がりを見せている。
韓国石油公社の価格情報サービス「オピネット」によると、4日午前9時時点のソウルのガソリン平均価格は1リットル1820.53ウォン(約203円)で、前日(1788.47ウォン=約200円)より32.02ウォン(約4円)上昇した。全国平均価格も1751.44ウォン(約195円)で、前日より28.4ウォン(約3円)高い。
軽油のソウル平均価格は1766.02ウォン(約197円)となり、前日(1707.43ウォン=約190円)より58.59ウォン(約7円)上昇した。全国平均は1680.12ウォン(約187円)で、前日より45.50ウォン(約5円)値上がりした。
ソウルのガソリン平均価格が1800ウォンを超えたのは2025年12月3日(1805ウォン)以来91日ぶり。軽油の平均価格が1760ウォンを上回るのは2023年10月以来、約29カ月ぶりとなる。
特にガソリンと軽油の価格は短期間で急騰している。3月1日のガソリン全国平均は1696ウォン(ソウル1752ウォン)だったが、わずか3日で1751ウォン(ソウル1821ウォン)まで上昇し、1リットル当たり55ウォン(3.24%)値上がりした。
軽油も1日には全国平均1607ウォン(ソウル1666ウォン)だったが、4日には1680ウォン(ソウル1766ウォン)となり、73ウォン(4.54%)上昇した。上昇幅はガソリンより大きい。
業界では、中東情勢の緊迫化による「パニック買い」が始まったとみている。原油価格上昇を見越して早めに給油する動きが広がり、さらに為替のウォン安が重なって短期間で価格が急騰したという。
韓国石油協会の関係者は「中東の武力衝突の影響で市場の需要が急激に増えている。給油所の回転率上昇と為替の影響が重なり、非常に異例の価格上昇パターンが現れている」と説明した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News