韓国で「新入生ゼロ」の小学校210校、5年で81%増…ソウルでも発生
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【03月06日 KOREA WAVE】韓国で2026年度、入学生が1人もいない小学校が200校を超え、少子化の影響が教育現場に深く及んでいる実態が明らかになった。農山漁村だけでなく、ソウル市や光州市などの大都市でも「新入生ゼロ」の学校が広がり始めている。
教育省が3日、共に民主党のチン・ソンミ議員室に提出した「2026学年度入学予定者0人小学校の現況」によると、今年入学生がいない小学校は全国で210校に達した。2021年度の116校と比べると81%増加したことになる。
この資料は、教育省が2月10日から13日にかけて全国17の市・道教育庁から資料を集約してまとめたものだ。1月初旬の予備招集時点では198校だったが、その後さらに12校増えた。
地域別では、全羅南道が45校で最も多く、慶尚北道38校、全羅北道23校、忠清北道21校、忠清南道と江原道がそれぞれ20校と続いた。全羅南道では新入生だけでなく在校生もいない学校があり、少なくとも2年以上休校状態が続く例も含まれている。
忠清北道や仁川市では、家族の海外移住や「新入生が1人のみ」と判明したことで近隣校へ転校したケースなどが反映された。
学齢人口の減少は、「新入生1人の入学式」という状況も生んでいる。2026年度の新学期が始まった3日、江原道平昌郡のある小学校では新入生1人が担任教師から学校生活の説明を受けながら入学式を迎えた。江原道では新入生が1人の小学校が21校あり、入学生ゼロの学校も20校に上る。
特に2026年は、この現象が大都市にも広がった点が注目されている。ソウル市と光州市で、通常運営されている小学校にも入学生ゼロの事例が初めて確認された。
韓国の合計特殊出生率は4年ぶりに0.8人台へ回復したが、長期的な少子化の影響は蓄積しており、小学校入学者の減少傾向は当面続く見通しだ。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News