英与党・労働党議員、会派離脱 夫の中国へのスパイ容疑での逮捕受け
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【3月6日 AFP】英与党・労働党のジョアニ・リード議員は5日、夫が中国へのスパイ活動に関与した疑いで逮捕されたことを受け、労働党の議会会派を離脱すると発表した。
英警察は4日、中国へのスパイ活動に関与した疑いでリード氏の夫デビッド・テイラー容疑者(39)を含む3人を逮捕したと発表。5日には保釈したことを明らかにした。
リード氏は声明で、「自主的に会派を一時離脱する。内部調査が終了するまで、労働党議員として議席に着かない。党からの質問や懸念があれば、喜んで対応する」「私自身は警察の捜査対象ではなく、容疑もかけられていない。私は何も悪いことをしていない。祖国を愛している」と述べた。
リード氏は、英メディアによって夫のテイラー容疑者が逮捕されたと報じられたのを受け、「夫が法律を犯したとの疑いを抱かせるようなことは一度も見たことがない」と述べた。
テイラー容疑者は、リード氏の利害関係者リストに「ロビイスト」として登録されている。 ビジネスSNS「LinkedIn(リンクトイン)」のプロフィルによると、シンクタンク「アジア・ハウス」に勤務している。
リード氏は、「私は夫の事業活動に関与しておらず、私も子どもたちもこの捜査の対象となっていない」としている。
英国では、中国のスパイ活動疑惑に対する懸念が高まっている。
在英中国大使館の報道官は、「英国には、中国を悪意を持って中傷するために、事実を捏造し、いわゆる『スパイ事件』をでっち上げることに熱心な者がいる」と述べた。
スターマー氏は、ロンドン中心部への大規模な中国大使館移設の承認や、1月下旬の訪中をめぐり、野党、人権団体、そしてドナルド・トランプ米大統領から批判されている。
スターマー氏は、2018年以来となる英首相による訪中について、世界第2位の経済大国である中国と緊密な関係を構築する上で重要だと繰り返し主張している。(c)AFP