フィンランド、核兵器の持ち込み容認へ
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【3月6日 AFP】北大西洋条約機構(NATO)に加盟した北欧フィンランドは5日、NATOの抑止政策に従い、長年禁止されてきた核兵器の持ち込みなどを認めるための法改正に着手する方針を発表した。
アンティ・ハッカネン国防相は記者団に対し、「フィンランドの軍事防衛に関連する場合、将来的に核兵器の持ち込み、輸送、引き渡し、保有を可能とする改正法案を政府として提案した」「この例外事由を除き、核兵器の持ち込み、輸送、引き渡し、保有は引き続き禁止される」と述べた。
ハッカネン氏は、2022年にロシアがウクライナへの全面侵攻を開始して以降、フィンランドと欧州の安全保障環境が大きく悪化したと説明した。
フィンランドは数十年にわたる軍事的非同盟(中立)政策を放棄し、2023年4月にNATOに加盟した。
だが、NATOの核防衛は機密情報であるため、フィンランド政府は正式加盟後に初めてその内容を理解することができたという。
フィンランドが核兵器の持ち込みを認めるには、原子力法と刑法の改正が必要だ。(c)AFP