ミケランジェロの未発表作品が眠る「秘密の部屋」 研究者が存在主張
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■「作者不明」の胸像はミケランジェロ作
サレルノ氏は調査の過程で、ローマのサンタニェーゼ・フオーリ・レ・ムーラ教会にある、現在は作者不明とされている胸像に関する記述も発見した。
その記述によれば、この白い「救世主キリスト」の胸像は、数世紀にわたってミケランジェロの作品として知られていたという。
しかし、1930年代に胸像に関する記録が一時的に途絶えた。1980年代に再び言及された際には無名の芸術家によるものとされ、最終的にイタリア文化当局も「作者不明」と断定していた。
しかしサレルノ氏は、文書による裏付けに加え、胸像の顔立ちがトマゾ・デイ・カヴァリエーリに驚くほど酷似している点からも、これが本物のミケランジェロ作品であると主張している。
カヴァリエーリは、ミケランジェロが50代の頃に深い親交を結び、情熱を傾けたとされる若い貴族だ。
サレルノ氏の研究はまだ専門家による査読を受けていないが、同氏はミケランジェロ生誕550周年記念行事のバチカン委員会メンバーを務めた経歴を持つ。(c)AFP/Ella IDE