【3月5日 AFP】ドイツのボリス・ピストリウス国防相は4日、中東での紛争が「軍事力と一方的な行動だけ」で解決できると考えるのは「幻想」だと述べた。

ピストリウス氏はドイツ議会で、「われわれは米国とイスラエルの友人たちにこのことを繰り返し強調しなければならないし、今後もそうし続ける」「歴史は、戦争を始めるのは終わらせるよりもはるかに簡単であることを教えている」と述べた。

さらに、「これは、強力な出口戦略が必要だということを意味する」「だが、現時点ではそのような戦略は見当たらない」と付け加えた。

3日に米首都ワシントンでドナルド・トランプ米大統領と会談したドイツのフリードリヒ・メルツ首相は、米イスラエルによるイラン攻撃によって引き起こされた紛争が「できるだけ早く」終結することを望んでいると強調した。

メルツ氏は、「われわれは、イスラエルと米国の軍が正しい行動を取ってこの紛争を終結させ、(イランに)平和と自由を取り戻す新政権が樹立されることを期待している」と述べた。

だが、1月の反政府デモに対する致命的な弾圧についてイラン指導部を厳しく批判したメルツ氏は、トランプ氏と「イランのこの恐ろしい政権を打倒するという点では意見が一致している」とも述べた。(c)AFP