■「自衛」

シャルル・ドゴールが東地中海に到着するまで10日かかると予想されている。到着次第、艦載機のラファール戦闘機20機と早期警戒機E2「ホークアイ」2機が、空域確保に貢献する。

マクロン氏は、「現在、ホルムズ海峡は事実上閉鎖されている。世界の石油と液化天然ガスの約20%がこの海峡を通過している」「スエズ運河と紅海も、緊張と脅威にさらされている」と主張。

「われわれは、世界経済にとって不可欠なこれらの海上交通路の交通を回復し、安全を確保するために、軍事力を含む必要な資源を結集するための連合を構築する主導権を握った」と付け加えた。

マクロン氏はさらに、「紛争勃発(ぼっぱつ)直後、われわれは即座に対応し、同盟国の領空を守るため、そして自衛のために複数の無人機を撃墜した。同盟国はわれわれを頼りにしているからだ」と述べ、カタール、クウェート、アラブ首長国連邦(UAE)との防衛協定に言及した。

これに先立ちジャンノエル・バロ外相は、フランスがUAEの海軍基地と空軍基地を守るため、ラファール戦闘機を同国上空に展開したと述べた。

フランスは、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)に所属する兵士700人に加え、UAEの空軍、海軍、陸軍基地に兵士900人を駐留させ、ラファール戦闘機、ルクレール戦車、カエサル155ミリ自走榴弾(りゅうだん)砲も配備している。

フランスのラファール戦闘機は、UAEの首都アブダビ近郊のアル・ダフラ基地に配備されている。

バロ氏は、イランの無人機を無力化するために先週末にフランスが取った行動に関するBFMTVの質問に対し、「これらのラファール戦闘機とそのパイロットは、われわれの施設の安全を確保するために動員されている」と回答。

UAEにあるフランス軍基地の格納庫が1日に「無人機による攻撃」を受けたと補足した。

マクロン氏は演説で、紛争開始以来、二つのフランス軍基地が「限定的な攻撃を受け、物的損害が生じた」と述べた。(c)AFP