フランス、東地中海に原子力空母「シャルル・ドゴール」派遣 中東での紛争拡大受け
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【3月4日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン大統領は3日、中東での紛争拡大を受け、原子力空母シャルル・ドゴールを地中海に派遣すると発表した。
マクロン氏は、紛争が境界を越えて欧州にも拡大するリスクを警告した翌日のテレビ演説で、「空母シャルル・ドゴール、その艦載機、そして護衛のフリゲート艦に地中海への進路を設定するよう命じた」と述べた。
シャルル・ドゴールは配備されていた北大西洋から撤退し、東地中海に向かった。
マクロン氏はさらに、前日に地中海の島国キプロス南部にあるアクロティリ英空軍基地がイラン製無人機による攻撃を受けたのを受け、キプロスに追加の防空部隊を派遣すると発表。
「既に配備されている装備に加え、ここ数時間でラファール戦闘機、防空システム、早期警戒管制機がこの地域に配備された」と述べた。
米国とイスラエルが2月28日にイランへの攻撃を開始して以降、中東で紛争が拡大する中、マクロン氏はフリゲート艦ラングドックと「追加の防空装備」が3日にキプロス沖に到着すると述べた。キプロス沖には英国も軍艦1隻を展開している。
マクロン氏は、「米国とイスラエルは国際法の枠外で軍事作戦を開始することを決定した。われわれはこれを容認できない」と述べた。
だが、「この状況の主な責任はイラン・イスラム共和国にある」として、イランの「危険な」核開発計画、中東の代理勢力への支援、そして1月の抗議デモ中の「自国民」に対する銃撃命令を例に挙げた。
イランは米イスラエルの攻撃への報復として、中東全域で湾岸諸国、イスラエル、米国の施設を標的に攻撃を実施し、域内の船舶を脅迫している。