【2月28日 AFP】米軍は26日、南部の対メキシコ国境付近で政府のドローンをレーザーで誤って撃墜し、付近の空域を閉鎖した。米メディアが報じた。民主党議員らは、ドナルド・トランプ政権の「無能さ」を非難し、調査を要求した。

南部の対メキシコ国境付近では今月、同様の事故が起きており、この時はCBPがパーティー用の風船をドローンと誤認し、レーザーで撃墜したとされる。

米紙ニューヨーク・タイムズは、公の場で発言する権限のない匿名の情報筋の話として、CBP所属のドローンがテキサス州エルパソ近郊の小さな町の上空で撃墜されたと報じた。

CBPは、その空域でドローンを飛ばすことを国防総省に通知しておらず、レーザーは連邦航空局(FAA)の承認なしに使用されたという。

FAAは26日の通知で、エルパソから約80キロ離れたフォートハンコック周辺の空域を「特別な安全保障上の理由」で一時閉鎖すると発表した。

この事故を受けて民主党議員はドナルド・トランプ政権を厳しく追及し、省庁・部局間の「連携不足」を示していると非難した。

下院運輸・インフラ委員会と下院国土安全保障委員会に所属する民主党議員らは声明で、「国防総省が高リスクのカウンタードローンシステム(CUAS)を使用してCBPのドローンを撃墜したという報道に、われわれは頭が爆発するほど驚いている」と述べた。

国防総省、CBP、FAAは、同様の事故が再発することのないよういよう省庁・部局間の連携を強化すると表明した。(c)AFP