コーウェイ「ビレックス ストレッチングモーションベッドRシリーズ」=コーウェイ(c)KOREA WAVE
コーウェイ「ビレックス ストレッチングモーションベッドRシリーズ」=コーウェイ(c)KOREA WAVE

【02月28日 KOREA WAVE】ソウル市江南区のコエックスで開幕した「2026ソウルリビングデザインフェア」で、韓国発の生活環境家電メーカー「コーウェイ(COWAY)」が「オーダーメード睡眠ソリューション」を前面に掲げたブースを展開した。来場者の関心を集めたのは、ビレックスの次世代スリープテックマットレス3種の初公開だ。

披露されたのは「ストレッチモーションベッドRシリーズ」「マッサージマットレスMシリーズ」「睡眠センサーマットレスSシリーズ」。共通キーワードは「リラックス」と「データ」だ。ベッドを単なる家具ではなく、身体を積極的に整え、睡眠を管理する機器へと進化させる構想がにじむ。

メガ・ニュース(MEGA News)のシン・ヨンビン記者が実際に体験してみた。

最初に使った「ビレックス ストレッチモーションベッドRシリーズ」は、自動モードを起動するとマットレス中央部分がゆっくりと持ち上がる。内部に搭載された「デュアルストレッチセル」が腰をやさしく押し上げ、背骨のカーブに沿って自然に伸びる感覚をもたらす。

長時間座り続ける現代人の姿勢を意識した設計で、最大強度では腰部分を70センチまで持ち上げることが可能だ。睡眠モードに切り替えると動きは穏やかになり、入眠前に筋肉の緊張を和らげる仕様となる。製品によっては頭部や下半身の角度調整もでき、ストレッチ後に読書やテレビ視聴を楽しむ使い方も想定している。

コーウェイ「ビレックス マッサージマットレスMシリーズ」=コーウェイ(c)KOREA WAVE
コーウェイ「ビレックス マッサージマットレスMシリーズ」=コーウェイ(c)KOREA WAVE

続いて体験した「ビレックス マッサージマットレスMシリーズ」は、外観こそ一般的なマットレスと変わらないが、マッサージモードを起動すると内部の「ヒドゥンマッサージモジュール」がせり上がる。横になったまま背中に密着するマッサージを受けられるため、マッサージチェアとは異なり全身の力を抜いた状態で身を委ねられる。

終了後はモジュールが再び下がり、マットレスは平らな状態に戻る。そのまま移動せずに睡眠へ移れる点が大きな特長だ。さらに睡眠導入音源機能も備え、筋肉の緩和から疲労回復、熟睡までを一つの空間で完結させる構想を打ち出す。同社はこれを「寝室を回復の空間として再定義したスリープテック」と位置づける。

三つ目の「ビレックス 睡眠センサーマットレスSシリーズ」は、データ活用を軸に差別化を図る。スマートウォッチを装着しなくても、横になるだけで内蔵センサーが睡眠時間、呼吸、心拍、寝返りなどを感知する。

来場者がコーウェイ「ビレックス 睡眠センサーマットレスSシリーズ」を体験しながら、呼吸・心拍などのデータを確認している。スマートウォッチのようなウェアラブル機器を着用する必要はなく、ベッドに横になるだけで内蔵センサーが心拍などを感知し、個人の睡眠管理をサポートする=コーウェイ(c)KOREA WAVE
来場者がコーウェイ「ビレックス 睡眠センサーマットレスSシリーズ」を体験しながら、呼吸・心拍などのデータを確認している。スマートウォッチのようなウェアラブル機器を着用する必要はなく、ベッドに横になるだけで内蔵センサーが心拍などを感知し、個人の睡眠管理をサポートする=コーウェイ(c)KOREA WAVE

会場の体験用ディスプレーではリアルタイムデータを確認でき、収集情報は「コーウェイIoCareプラス」アプリと連動。睡眠スコアやパターン分析に反映される。生体データを基盤に睡眠を管理する点で、ヘルスケアデバイスに近い存在といえる。

今回の展示ではマットレス3種のほか、ビレックスのベッドやマッサージチェア11種、環境家電6種など計20種を紹介した。なかでも来場者の足が長くとどまったのは体験ゾーンだった。

会場で出会った来場者の一人は「心地よく横になってケアを受けているうちに眠くなるほどだった。ベッドがここまで進化しているとは思わなかった」と感想を語った。

コーウェイ関係者は「ベッドが家具を超え、健康管理デバイスへと進化したことを示す転換点だ。ストレッチからマッサージ、睡眠センシングまで網羅するスリープテック革新を通じ、オーダーメード睡眠ソリューションをさらに高度化していく」と説明している。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News