【2月27日 AFP】フィリピン軍は27日、同国と台湾の間にあるバシー海峡上空で日米と共同演習を実施したと発表した。

フィリピン軍の声明によれば、3か国の航空機がフィリピン最北端のバタネス諸島上空をパトロールし、「複雑な海洋環境でシームレスに共同運用できる能力」を示すことを目的とした訓練を行った。

フィリピンと中国が南シナ海の領有権をめぐって衝突を繰り返す中、多国間海上協同活動が同海域以外に拡大されたのは初めてとなっている。

フィリピンと台湾はわずか100キロほどしか離れておらず、台湾は自国領と主張している中国は、武力行使も排除していない。

一方で中国人民解放軍南部戦区の報道官は同日、「フィリピンは域外勢力を取り込み、いわゆる合同巡視を組織し、地域の平和と安定を損なっている」と今回の演習に対し強い不満を示した。また報道官によると、中国は23日から26日にかけて南シナ海で「定例巡視」を実施したと説明している。(c)AFP