【2月27日 AFP】西アフリカ・ガーナ沖で26日、海賊が漁船7隻を襲撃し、船外機も奪い、漁師たちを海上に置き去りにした。議員がAFPに明らかにした。

事件は、石油や天然ガスの主要輸送ルートであるギニア湾で発生。

同湾は長年にわたり海賊に悩まされてきたが、沿岸諸国と欧州諸国の共同の取り組みにより、海賊による襲撃件数は減少している。

だが、今回の事件は、依然として危険が残っていることを示した。

ガーナのギゼラ・テッテアグボトゥイ議員は、漁師たちが夜漁から戻る途中、自身の選挙区アウトゥ・セニャ・ウエスト沖で海賊に襲われたと述べた。

「海賊が発砲し、漁船7隻から船外機と発電機を盗んだ。漁師たちは海上に取り残された」と付け加えた。

海賊の身元は不明だが、「黒い船」に乗っていたという。

ガーナ軍は声明で、海軍と空軍が捜索を開始し、漁師71人を「無事に救助した」と述べた。

「救助された漁師への聞き取り調査によると、拉致された人はいない」という。

地元テレビ局は、漁師たちが岸に移送される場面を放映した。

男たちの一人はジョイ・ニュースに対し、海賊は「ナイジェリアのピジン語を話していた」ためナイジェリア人だと語った。

漁業委員会のベンジャミン・カンピオン事務局長は記者団に対し、漁船が海賊に襲われるのは今回が初めてではなく、数週間前にもボルタ州沖で漁船4隻が襲撃されたと述べた。この時も漁師たちは海上で取り残された。

ガボン沖でも先月、トロール船が海賊に襲撃され、船員9人が拉致された。9人はその後、軍によって救出された。(c)AFP