寄港中の仏空母近くで無人機を妨害 スウェーデン国防相「おそらくロシア製」
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【2月27日 AFP】スウェーデンのポール・ヨンソン国防相は26日、フランスの空母「シャルル・ドゴール」がマルメに寄港していた際に無人機(ドローン)の妨害を行ったと発表し、この無人機はロシア製の可能性が高いと述べた。
ヨンソン氏は公共放送STVに対し、「事案発生時、すぐ近くにロシアの軍艦がいたため、(無人機は)おそらくロシアから来たものだ」「ロシア軍艦とこのドローンの間には強い関連性があるとみられる」と述べた。
この事案は25日にエーレスンド海峡で発生。スウェーデン海軍の艦艇が無人機を発見し、電子信号を用いて操縦者との通信やナビ装置を妨害するジャミングを実施した。フランス軍によると、その後無人機との接触を失ったという。シャルル・ドゴールは約13キロ離れた地点にいた。
ヨンソン氏は、無人機がスウェーデン領空を侵犯した可能性が高いとしている。
シャルル・ドゴールおよびその護衛艦は、北大西洋条約機構(NATO)の演習に参加するため、25日にマルメ港へ初めて寄港していた。
周辺のバルト海はロシアとNATO加盟国の対立の舞台となっており、ロシアのウクライナ侵攻から4年が経過する中、こうした妨害行為がウクライナを支援する国々に対する、ロシアのハイブリッド戦術の一環である可能性に懸念が高まっている。(c)AFP