パキスタン、タリバンとの「全面戦争」宣言 双方が攻撃の応酬
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【2月27日 AFP】パキスタンのハワジャ・ムハンマド・アシフ国防相は27日、同国とアフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権の衝突を受けて「全面戦争」を宣言した。
ハワジャ氏はX(旧ツイッター)に「われわれの忍耐は限界に達した。今やわれわれとお前たちとの間の全面戦争だ」と投稿した。
パキスタンはこの日、数時間前のアフガニスタン軍からの国境部隊への攻撃を受け、アフガニスタンの首都カブールと南部カンダハルを空爆した。
パキスタンのアタウラ・タラル情報・放送相はXに「カブール、パクティア州、カンダハルで、アフガン・タリバンの防衛目標が攻撃された」と投稿。カブールではAFPの取材班が、2時間以上にわたって戦闘機の音や複数の大きな爆発音、銃撃音を耳にした。
タリバンの最高指導者ハイバトゥラ・アクンザダ師が拠点を置くカンダハルでも、AFP記者が上空を飛ぶ戦闘機の音を聞いたと伝えている。
この数時間前にタリバンの報道官は、パキスタン軍によって「繰り返される違反」に対し、国境地帯での「大規模攻勢作戦」を開始したと発表。この攻撃は先に行われた空爆への報復だと説明している。
パキスタン軍による作戦は、22日にアフガニスタンのナンガルハル州とパクティカ州を標的に行われた空爆に続くもので、同国の国連ミッションによると、少なくとも13人が死亡した。タリバンは少なくとも18人が死亡したとしている。
両国の関係はここ数か月で急速に悪化しており、昨年10月の国境衝突で両国合わせて70人以上が死亡してからは、国境検問所はほぼ閉鎖されたままとなっている。(c)AFP