ヘンリー王子夫妻、ヨルダンでメンタルヘルス支援訴え シリア・ガザ難民と面会
このニュースをシェア
【2月26日 AFP】英国のヘンリー王子とメーガン妃は25日、ヨルダンのザータリ難民キャンプを訪問し、シリア難民やパレスチナ自治区ガザ地区から避難したパレスチナの子どもたちと交流した。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はX(旧ツイッター)に、「(夫妻は)若い難民たちと会い、子どもたちと一緒にサッカーやアート、音楽を楽しんだ」と投稿した。
ヨルダンは2012年、隣国シリアでの内戦開始から1年後、首都アンマンの北方にザータリキャンプを開設し、紛争から逃れる人々を受け入れた。
現在、同キャンプには約4万5000人の難民が身を寄せている。
国連によると、2011年以降にヨルダンで登録されたシリア人は約68万人だが、ヨルダン政府は130万人を受け入れたとしている。
2024年末のアサド前大統領失脚後、約20万人のシリア人が母国に帰還した。
世界保健機関(WHO)の招待を受けてヨルダンを訪れたヘンリー王子夫妻は、アンマン市内の病院も訪問。イスラエルとイスラム組織ハマスの武力衝突開始から2年以上が経過し、疲弊したガザ地区から医療目的で避難した子どもたちと面会した。
2日間のヨルダン訪問について夫妻の事務所は、「人道的な医療対応、心の健康(メンタルヘルス)、紛争や避難の影響を受けた脆弱(ぜいじゃく)な地域社会への支援に焦点を当てる」と発表した。
ヘンリー王子はWHOを通じて出した声明で、「紛争や危機の影響を受けた全ての人々に対するメンタルヘルス支援について、意識向上、偏見の払拭(ふっしょく)、機会の拡大に深く関与し続ける」と強調した。(c)AFP