ロシア、ウクライナ各地を攻撃 侵攻開始4年を前に
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【2月23日 AFP】ロシアは22日、多数のミサイルと無人機を用いてウクライナ各地を攻撃し、エネルギーや鉄道インフラ、住宅に被害を与えた。ロシアによるウクライナ侵攻開始から4年を迎える2日前の大規模攻撃となった。
冬季の凍える寒さの中、ロシアによる攻撃は強化されており、首都キーウへの夜間攻撃もここ数週間で増えている。
22日の大規模攻撃を受け、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は「ロシア側は外交よりも攻撃に力を注ぎ続けている」と非難し、「攻撃の主な標的はエネルギー部門だった。住宅も被害を受け、鉄道にも損害が出ている」と説明した。
ウクライナ空軍によると、ロシアの攻撃ではミサイル50発と無人機297機が用いられた。そのうちミサイル33発と無人機274機が撃墜されたとしている。
首都キーウと周辺地域では、夜間攻撃で1人が死亡、子ども4人を含む12人が負傷した。ウクライナ国家警察が明らかにした。
AFPは、キーウ郊外ソフィイウスカ・ボルシャヒウカの大破した2階建ての住宅に駆け付けた救助隊が、がれきの中で捜索救助活動にあたる様子を確認した。
地元住民は「ここには一般人が住んでいるだけで、学校や幼稚園、個人住宅がある。軍事施設や産業とは全く関係がない」と述べ、同地域に軍事施設はないと述べた。
しかし、ロシア軍は、ウクライナ軍が使用する施設を標的にした大規模な攻撃を行い、すべての目標を達成したとするコメントを発表した。
ウクライナのエネルギー省は、東部および南東部6地域で停電が発生したと報告している。
他方でポーランドの作戦司令部は22日早朝、ロシアの航空機がウクライナ領土への攻撃を行っているのを検知し、戦闘機を緊急出動させたと発表した。
2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、24日で4年を迎える。ロシア側は、ウクライナの約5分の1の領土を支配しており、特に東部ドンバス地域で前進を続けている。(c)AFP
