韓流BTS効果で「釜山」検索2375%増・宿泊争奪戦…Kポップ旋風が動かす韓国インバウンド地図
このニュースをシェア
【02月22日 KOREA WAVE】世界的人気グループ「BTS(防弾少年団)」のコンサートが3月と6月にソウルと釜山で開かれることを受け、訪韓外国人観光客の急増が見込まれている。韓国政府と各自治体は、伝統市場を地域観光の拠点として活用し、内需活性化につなげる方針だ。
グローバル宿泊予約サイト「ホテルズドットコム」によると、先月のツアー計画発表直後の48時間で、海外からソウルへの旅行検索量は前週比155%増加した。6月公演が予定される釜山は2375%増と急伸した。
日本、香港、台湾などアジア主要地域でも釜山旅行の検索が数千%規模で増えた。韓国国内からの検索も、ソウルが190%増、釜山が3855%増と大幅に伸びた。
公演前後に外国人観光客が押し寄せると予想され、政府や自治体は受け入れ準備を急ぐ。伝統市場など地域商圏に観光客を呼び込み、消費拡大につなげる施策を打ち出している。
ソウル市は3月21日に光化門一帯で開かれる公演を前に、最大20万人が都心に集まると見込む。オ・セフン市長は関連会議で、安全対策や交通、宿泊、商圏対応を点検した。
とりわけ、イベントと周辺の伝統市場を結ぶ文化・体験プログラムを拡充し、いわゆる「ぼったくり」など不公正行為の取り締まりを強化する方針だ。コンサートで訪れた外国人が市場に足を運び、消費増につながる環境を整える。
政府も対策に乗り出した。中小ベンチャー企業省のイ・ビョングォン第2次官は先月、釜山の富田マーケットタウンを訪れ、活性化策や不当価格是正策を点検した。
関係機関と連携し、伝統市場や商店街の広報、訪問客への応対体制を整備する。現場の商人との懇談では、外国人観光客への丁寧な対応と適正価格の徹底を訴え、「ぼったくり根絶キャンペーン」の推進を強調した。
イ・ビョングォン氏は「大型のKカルチャーイベントは都市全体の経済を動かす力がある。公演や映画祭、観光、伝統市場、商圏を有機的に結びつければ、地域そのものがグローバルな舞台になる」と述べ、Kポップ公演と地域消費を同時に伸ばす構造づくりを進める考えを示した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News