【2月20日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領(79)は19日、バラク・オバマ元大統領(64)の最近の異星人(地球外生命体)に関する発言に「機密情報」が含まれていたと述べた。

オバマ氏は先週公開されたポッドキャスト番組のブライアン・タイラー・コーエン氏によるインタビューで、異星人は実在すると信じているが、2009~2017年の大統領在任期間中にその証拠を見たことはないと述べた。

オバマ氏は、「彼らは実在するが、私は見たことがない。エリア51(多くのUFO陰謀論の中心となっている極秘施設)に保管されているわけでもない」「地下施設など存在しない。巨大な陰謀があって、米大統領にも隠しているというなら話は別だが」と述べた。

この発言は瞬く間にインターネット上で炎上し、オバマ氏は釈明に追い込まれた。

オバマ氏はインスタグラムに、「統計的に見て、宇宙は広大で、生命が存在する可能性は高い」「しかし、恒星系間の距離があまりにも遠いため、異星人が地球を訪れている可能性は低い。大統領在任中、地球外生命体が地球人と接触したという証拠は見なかった。本当に!」とつづった。

トランプ氏は19日、オバマ氏の発言について記者団に問われると、「オバマ氏は機密情報を提供した。してはいけないことになっていたのに」と述べた。

トランプ氏はオバマ氏の発言のどの部分が機密情報に当たるのかは明言しなかったが、「彼は大きな間違いを犯した」と主張した。

トランプ氏は自身の考えとして、「異星人が実在するかどうかは分からない」と述べた。

現在は「未未確認空中現象(UAP)」と呼ばれる「未確認飛行物体(UFO)」への関心は近年再燃している。敵対勢力が非常に高度な技術を実験している可能性があるのではないかとの懸念の中、米政府が超自然的な飛行物体に関する多数の報告を調査しているからだ。

国防総省は2024年3月、UAPが異星人の技術であるという証拠はなく、多くの疑わしい目撃情報は単に気象観測気球、偵察機、衛星、その他の通常の活動であったことが判明したという報告書を発表した。(c)AFP