【2月18日 AFP】インドの裁判所は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産「ハンピの建造物群」付近でイスラエル人女性とそのホストファミリーのインド人女性をレイプし、連れのインド人男性1人を殺害した男3人に対し、殺人罪で死刑、レイプ罪などで拘禁刑を言い渡した。

現場の南部カルナタカ州ハンピは、壮大な遺跡群と特異な岩石群で知られ、人気の観光スポットとなっている。

当時の報道によると、3人の男は昨年、ハンピで天体観測をしていたイスラエル人女性と米国人男性を含む5人組を襲撃。

3人の男はイスラエル人女性とそのホストファミリーのインド人女性をレイプし、他の3人(全員男性)を運河に突き落とした。

運河に落とされた男性の一人、東部オディシャ州出身のインド人男性は翌日、遺体で発見された。

民放NDTVによると、判事は3人の犯罪は「極めてまれな部類に入る」と述べた。

判決はカルナタカ州高等裁判所の承認が必要であり、控訴も可能。

この事件は、世界最大の人口大国インドでの女性に対する慢性的な暴力を浮き彫りにした。最新の公式データによると、2023年のレイプ認知件数は2万9670件だった。

インドで死刑(絞首刑)が実際に執行されることはほとんどない。

最後に執行されたのは2020年3月で、2012年にデリーのバス車内で女性を集団レイプし殺害した罪で有罪判決を受けた4人の男が絞首刑に処された。(c)AFP