金正恩氏の娘、党大会前に後継明確化か 韓国情報院
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【2月12日 AFP】韓国国家情報院は12日、今月後半に朝鮮労働党大会を控える北朝鮮で、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が娘キム・ジュエ氏を後継者に明確に位置付けたとの見方を示した。
北朝鮮を数十年にわたり強権的に統治してきた金一家をめぐっては、10代のジュエ氏が次期後継者と長らく考えられてきた。最近では公式行事に金氏と共に姿を見せる機会が増え、その認識は強まっていた。
韓国国会議員のイ・ソングン氏は12日、現時点までにジュエ氏が「後継者として指名された」ことは明らかだとする報告を、国家情報院から受けたと記者団に述べた。
こうした見解については「公式行事でのジュエ氏の存在感がさらに増していることなど、さまざまな状況を考慮した」上で評価されたと説明した。
国家情報院は昨年、金氏の中国訪問に同行したことを受け、ジュエ氏が次期後継者である可能性を指摘していたが、今月、北朝鮮で予定されている党大会を前に公開された写真がその考えをさらに後押しした。
国営朝鮮中央通信(KCNA)が1月に公開した、金日成(キム・イルソン)主席と金正日(キム・ジョンイル)総書記の遺体が安置されている平壌の錦繡山(クムスサン)太陽宮殿を初めて公式訪問するジュエ氏の写真だ。この写真により、後継としての見方が一層強まった。
国家情報院は、党大会へのジュエ氏の出席のほか、儀礼のレベルを注意深く監視するとしている。
ジュエ氏は2022年、父親と共に大陸間弾道ミサイルの発射に同行した際の写真で初めてその姿が確認された。(c)AFP