「信じて出かけよう」で対立…韓国ハナツアーとトリップドットコム、「広告コピー」類似で論争
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【02月12日 KOREA WAVE】韓国最大手旅行会社ハナツアーと、グローバル旅行プラットフォームのトリップドットコムを巡り、広告スローガンの類似性をめぐる議論が浮上している。旅行業界では商品構成やマーケティングコピー(文言)の類似性をめぐる論争が頻発しているだけに、業界を代表する企業同士のブランディング管理の在り方が問われている。
ハナツアーは昨年12月初め、トリップドットコムに対し、類似広告の露出中止を求める内容証明を送付した。問題となったのは、トリップドットコムが昨年11月に展開したスローガン「出かけよう、トリップを信じて」だ。
ハナツアー側は、この文言が、同社がパンデミック後に約100億ウォンのマーケティング費用を投じて構築してきた「出かけよう、ハナだけを信じて」というキャンペーンと、語句の構成やリズムの面で類似していると判断した。
ハナツアー関係者は「ブランド認知度の構築には莫大な費用と努力が投入されている。類似したコピーの登場は、当社の営業上の利益を侵害する恐れがあると判断し、内容証明を送付した」と説明した。
これに対し、トリップドットコムは問題提起直後に当該スローガンの使用を中止し、メッセージを修正するなど、迅速な対応を取った。ただし、ハナツアー側が求めた公式な謝罪や再発防止の確約については、現時点で書面での回答はないという。
トリップドットコム側は本件について「当該キャンペーン文言は独自に開発したものだが、不要な誤解を招く可能性があると判断した。混乱を防ぎ、当社の商品群やサービスをより効果的に訴求するため、メッセージを修正した」との立場を示した。意図的な模倣ではなかったものの、業界の懸念を踏まえて先制的に対応したという。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News