「いま必要なのは前向きな何か」 徒歩で米首都目指す僧侶に大きな反響
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■「いま、この瞬間を」
リッチモンド北部では、バージニア州出身のサラ・ペイトンさん(38)が、幼い2人の息子とともに、足早に通り過ぎる僧侶たちを静かに見つめていた。
「いま、私たちに必要なのは前向きな何かだと思う」と小さな声でAFPに語り、「出身地など関係ない。ここでは平和を体験できる。誰も車から引きずり出されたりしないし、怒鳴る人もいない。怒りもない。みんな『ただ、いま、この瞬間にいる』だけ」と付け加えた。
テキサスからの旅路では苦難もあった。昨年11月には、交通事故で僧侶1人が足を切断する重傷を負った。その僧侶はその後、ジョージア州で再合流した。
僧侶たちは旅の初期のブログ投稿で、こう記している。
「私たちが歩くことで平和が生まれるわけではない。だが、私たちと出会い、メッセージが心の奥深くに触れることで、もともと胸の内に静かに宿っていた平和が目覚める。神聖な何かが動き始める」
一行は、2月10日に首都ワシントンに到着する予定だ。
「ウォーク・フォー・ピース」は、米国をどれほど変えられるだろうか。この問いにグレスナーさんは、人々がより思いやりと謙虚さをもって考えるきっかけにはなるかもしれないと語った。(c)AFP/Michael Mathes