ロシア首都、過去203年で最多の降雪を観測
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【1月30日 AFP】ロシアの首都モスクワは今月、過去203年で最多となる降雪を観測した。モスクワ国立大学の気象学者が29日、明らかにした。
人口約1300万人のモスクワ市を撮影したAFPの画像には、中心部の路上に積もった雪をかき分けて住民が苦労して移動する様子が写っている。
29日夕方にはモスクワ州の通勤列車が遅延し、道路でも長い渋滞が発生した。
モスクワ大学はソーシャルメディアで、「1月はモスクワにとって寒く、例年より雪の多い月だった」「1月29日までに、モスクワ国立大学気象観測所は降雪量約92ミリを観測した。これは過去203年間で1月としては最多となっている」と述べた。
29日には、モスクワの一部地域で積雪量が60センチに達した。
モスクワ国立大学気象観測所によると、この記録的な降雪は「モスクワ州上空を前線を伴う大型で強い低気圧が通過したことが原因」だという。
モスクワ在住のバーテンダー、パベルさん(35)はAFPの取材に対し、「私が子どもの頃は雪がもっとたくさん降っていたのに、今はほとんど降らない。昔はもっとたくさん降っていたのに」と暗く雪に覆われた冬の「むなしさ」について不満を漏らした。
ロシア極東カムチャツカ地方では今月、大都市が一部まひするほどの大雪が降り、非常事態を宣言した。
インターネット上で広く拡散した画像には、建物の2階まで達する巨大な雪の山や、両側の車が雪に埋まる中、道路を掘って進む人々の姿が写っていた。(c)AFP