仏上院、終末期の死の選択めぐる法案否決
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【1月29日 AFP】フランスの元老院(上院)は28日、医師の支援を伴う死の選択を認める法案を否決した。法案は181票の反対と122票の賛成で否決された。
この法案は昨年、国民議会(下院)を通過したが、上院では右派・中道派議員らによる激しい議論の中で大幅に修正され、内容が骨抜きになっていた。
法案は来月、下院に戻される予定。政府は最終決定権を持つ下院に法案の可決を要請する可能性がある。
エマニュエル・マクロン大統領は、2022年の再選時に「終末期における死の選択」を約束しており、必要であれば国民投票を行う可能性も示唆していた。
オランダ、ベルギー、スイス、カナダでは、医師の支援を伴う終末期の死の選択が合法化されており、イギリス議会でも法案が議論されている。
両院で合意された別の法案として、終末期医療を改善する法案は上院で可決された。(c)AFP