■同盟各国から非難の声

しかし、トランプ氏によるNATO同盟軍についての発言に対しては24日、英国以外の国からも非難の声が上がった。

ジョルジャ・メローニ首相は、イタリア政府はトランプ氏の発言には驚いたと述べた。

NATOのアフガニスタンでの約20年にわたる活動において「わが国は紛れもない代償を支払った。53人のイタリア兵が死亡し、700人以上が負傷した」とし、「このため、NATO諸国のアフガニスタンでの貢献を軽視する発言は容認できない。特にそれが同盟国からのものである場合はなおさらだ」と声明で述べた。

ポーランドのドナルド・トゥスク首相は、X(旧ツイッター)への投稿で、2011年にアフガニスタンで死亡した5人のポーランド兵士の追悼式に出席したことに触れ、「米国の将校たちは、米国はポーランドの英雄たちを決して忘れないと言っていた」「おそらく彼らはトランプ大統領にその事実を思い出させるだろう」と述べた。

フランス大統領府は「この容認できない発言は反応に値しない」とし、「エマニュエル・マクロン大統領は、戦死した兵士の家族に哀悼の意を表するとともに、国としての感謝を改めて示したいとしている」と付け加えた。

仏政府によると、アフガニスタンでは約90人のフランス兵が死亡した。

デンマークのメッテ・フレデリクセン首相はフェイスブックへの投稿で「言葉で表現できないほど傷ついたと話す退役軍人たちの気持ちは完全に理解できる」と述べ、「同盟国の兵士のアフガニスタンでの努力を米大統領が疑問視するのは容認できない」と続けた。

また「デンマークはNATO諸国中、人口比で最も大きな損失を被った国の一つだ」と指摘した。同国リツァウス通信によると、2003年当時の同国人口は約540万人で、これまでに約1万2000人のデンマーク兵士と民間人がアフガニスタンに派遣されている。(c)AFP