【1月25日 AFP】アフガニスタン紛争で北大西洋条約機構(NATO)同盟諸国の部隊が最前線を避けようとしたと主張したことに欧州各国からの批判が高まる中、ドナルド・トランプ米大統領は24日、英国軍を称賛した。これまでの主張を一部修正したと受け止められる発言だ。

トランプ氏は、23日放送の米FOXニュースとのインタビューで「彼ら(NATO同盟諸国)はアフガンに部隊を派遣したと言うだろう」「確かに派遣したが、彼らの部隊は少し後方、最前線から少し離れたところにとどまっていた」と述べたことに対し、英国からの強い批判を受けて同国兵を称賛。歩み寄りの姿勢を示した。

自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿でトランプ氏は、「英国の偉大で非常に勇敢な兵士たちは、常に米国と共にある!」「アフガニスタンでは457人が亡くなり、多くが深刻な負傷を負った。彼らは最も偉大な戦士の一部だった。それは決して壊れることのない強い絆だ」と述べた。

トランプ氏の発言を受けてキア・スターマー英首相は当初、「まず、アフガンで命を落とした英国兵457人に敬意を表する」「負傷者も多く、中には人生は一転するような重傷を負った人もいる。つまり、トランプ大統領の発言は侮辱的で、率直に言って容認できない。死傷者の家族に大きな痛みを与えたであろうことは想像に難くない」と強い言葉で非難した。

これに対し、ホワイトハウスは「トランプ大統領は絶対に正しい。米合衆国は他のNATO加盟国がこれまでに行ったことすべてを合わせたよりも多くのことをNATOのために行ってきた」と述べ、スターマー氏の批判を一蹴していた。

英首相府の報道官は、スターマー氏が24日にトランプ氏とこの問題について話し合ったことを明らかにした。

「首相は、アフガニスタンで肩を並べて戦った勇敢で英雄的な英国と米国の兵士たちについて言及した。多くは帰還しなかったと述べ、彼らの犠牲を決して忘れてはならないと伝えた」と説明した。