2026年上海国際具身知能産業博覧会、7月開催へ
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【1月29日 東方新報】2026年7月2日から4日までの3日間、上海市の国家会展中心(上海)で「上海国際具身知能産業博覧会(CIEI 2026)」が開催される。主催者が19日、博覧会の概要を発表した。
同博覧会は、中国国際貿易促進委員会上海市分会の指導の下、中国機電一体化技術応用協会と上海市国際展覧(集団)が共同で主催し、上海国際展覧管理有限公司と上海モーターショー管理有限公司が運営を担当する。
展示面積は約3万平方メートルを予定し、国内外から500社以上の企業が出展する見込みだ。会場では、具身型AI(エンボディド・インテリジェンス)の産業チェーンを軸に、ロボット本体、感知システム、意思決定・認知システムなどの分野別展示を行い、研究開発から実用化までの流れを体系的に紹介する。
ロボット本体の展示エリアでは、具身型AIを搭載した人型ロボットやバイオミメティクス(生体模倣)ロボット、産業用インテリジェントロボットが集結する。二足歩行型の汎用人型ロボットから次世代の産業用協働ロボットまで、実体を持つAIの進化を示す最新機種が披露される。
感知システムの展示では、視覚センサーやLiDAR(Light Detection And Ranging、光による検知と測距)、力覚センサー、位置認識に用いられるエンコーダーや慣性航法装置、GPSなどを紹介し、具身型AIが周囲の環境を正確に認識し、安定して動作するための技術基盤を示す。
意思決定・認知システムは、具身型AIの「頭脳」にあたる分野だ。会場では高性能チップ、ソフトウエアアルゴリズム、モーションキャプチャ技術に焦点を当て、AIが実世界の情報をもとに判断し、行動を計画し、精密に動作する仕組みを分かりやすく紹介する。
このほか、実行システムのエリアでは関節駆動や直線運動、精密操作といった技術を展示し、部品から統合ソリューションまでの進化を示す。バッテリー・蓄電関連の展示では、電池や充電設備、電源管理技術などを通じて、具身型AIの稼働を支える基盤技術を紹介する。また、「具身型AI×自動車」をテーマに、自動運転の判断技術や車車・路車協調通信、車載センサーなど、自動車分野への応用事例も取り上げられる。
会期中は、産業動向を議論するフォーラムや技術交流、成果発表、ビジネスマッチングなどの関連イベントも予定されており、具身型AI分野における実務的な交流と連携を促す場となる。(c)東方新報/AFPBB News