河南の対外貿易、9000億元突破
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【1月27日 東方新報】河南省(Henan)政府は16日、記者会見を開き、2025年の同省の貿易総額(輸出入)が9356.7億元(約2兆1256億円)となり、初めて9000億元(約2兆446億円)を超えたと発表した。前年比では14.1%の増加となった。
会見で鄭州(Zhengzhou)税関の毋涛(Wu Tao)副関長は、2025年の河南省の貿易規模は大きく拡大し、輸出入総額は4月以降、9か月連続で前年同期の過去最高を更新したと説明した。年間の輸出額は6168.2億元(約1兆4012億円)で前年比18%増と過去最高を記録し、輸入は3188.5億元(約7243億5705万円)で7.2%増となった。
輸出品目では、機械・電気製品が4096.3億元(約9305億8924万円)に達し、前年比23.3%増となった。輸出全体の約7割を占めている。携帯電話、かつら製品、バス、銀など12品目の輸出額は、中国の各省・自治区・直轄市の中で首位となった。内需の拡大を背景に、機械・電気製品、農産品、未加工銅および銅製品の輸入も伸び、輸入額はそれぞれ前年比11.2%、20.5%、45%増加した。
民営企業の存在感も一段と高まっている。2025年、民営企業による輸出入額は6175.8億元(約1兆2030億円)に達し、河南省の貿易を支える主力となった。
河南省の貿易相手は世界200以上の国・地域に広がっている。上位5大貿易相手との輸出入額は計4882.2億元(約1兆1091億円)で、全体の52.2%を占めた。欧州連合(EU)および東南アジア諸国連合(ASEAN)向けはそれぞれ前年比18.1%、15.6%増となり、中東、アフリカ、中央アジア向けはいずれも25%を超える高い伸びを示した。
物流面でも国際輸送網の整備が進んでいる。2025年、鄭州―ルクセンブルクを結ぶ「空のシルクロード」の国際貨物・郵便取扱量は14万トンを超えた。TIR(国際道路輸送条約)に基づく国際トラック輸送では、鄭州からロシアやウズベキスタンなど9か国に向かう22路線が開設され、中国内陸部で初となる国際道路輸送の集結拠点も鄭州で稼働を始めた。
また、中欧班列(中国と欧州・中央アジアを結ぶ国際貨物定期列車)の路線拡充と輸送量の増加が進んだほか、顔認証などを活用した自動化通関(無感通関)の導入により、鄭州空港の年間出入境者数は100万人を突破した。(c)東方新報/AFPBB News