妻を数十人にレイプさせた男、余罪の捜査拡大 仏
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【1月17日 AFP】見知らぬ男数十人を募って当時妻だったジゼル・ペリコさんをレイプさせたとして2024年12月に加重レイプ罪で拘禁20年を言い渡されたフランス人のドミニク・ペリコ受刑者について、未解決事件捜査班が余罪の捜査を拡大している。検察が16日、AFPに明らかにした。
パリ近郊のナンテール検察は、ラジオ・テレビ・ルクセンブルク(RTL)の報道を認め、未解決事件捜査班が12日、ドミニク受刑者の余罪の被害者を特定するため「犯罪の軌跡」に関する新たな捜査を開始したと述べた。
ドミニク受刑者は10年近くにわたり、当時妻だったジゼルさんの意識を鎮静剤で失わせ、自らレイプしたり、インターネットで募った見知らぬ男数十人にレイプさせたりしていた。拘禁20年の判決を受け、現在服役している。
この大規模な性的虐待事件で、裁判所はドミニク受刑者を含む51人の男全員を有罪とし、50人の共同被告には3~15年の拘禁刑を言い渡した。
被害者のジゼルさんはこの裁判で勇気と尊厳をもって行動したことでヒーローとして称賛された。
ドミニク受刑者はその後、1991年にパリで起きたレイプ殺人事件と、1999年にセーヌエマルヌ県で起きたレイプ未遂事件について取り調べを受けている。
ドミニク受刑者は1991年の事件への関与を否定しているが、1999年の事件についてはDNA型鑑定で犯人と特定された後、ようやく犯行を認めた。
この事件で民事当事者(犯罪の被害者)の代理人を務めるフロランス・ロー弁護士は、余罪捜査の拡大を歓迎する一方で、ドミニク受刑者が2022年に最初の捜査対象となったことを考えると、「もっと早く捜査が拡大されなかったことに驚いている」とAFPに語った。(c)AFP