【1月9日 AFP】男子プロテニス協会(ATP)は8日、過密化する日程の中で選手たちの不満に対応するため、年間で出場が義務付けられている大会数を減らすと発表した。

世界ランク1位のカルロス・アルカラス(スペイン)や昨年のウィンブルドン選手権を制したヤニック・シナー(イタリア)らトップ選手は、過度な負担について不満を漏らしていた。また、けがをしたり、燃え尽き症候群に陥ったりする選手も増加している。

ATPはわずかな妥協案として、選手が参加しなければならないATP500レベルの大会数を5から4へ、ランキングポイントの計算に使用される大会の最大数を19から18に削減すると発表している。

世界ランキングトップ30位以内の選手は、負傷していない限りは四大大会(グランドスラム)、九つのマスターズ1000大会、ATPファイナル(出場資格がある場合のみ)、そして四つのATP500大会に出場する義務がある。

さらにATPが選手の負担軽減のために発表した案では、子どもの誕生や養子縁組のために開催中の大会を途中棄権した場合でも、そこまでに獲得したランキング用のポイントを保持できることになった。これにより、ATPファイナル進出に向けたランキングポイント獲得のため、追加で大会に出場する必要がなくなる。(c)AFP